エギゾーストパイプ、マフラーとは
エギゾーストパイプとは、エンジンの排気ガスをエンジン排気側(排気ポート)から排気口まで導くパイプ状のパーツです。2気筒以上のエンジンで、それぞれの気筒から出たエギゾーストパイプが途中で一本にまとまる(集合する)場合は、その部分をエキゾーストマニホールドとも呼びます。また、エギゾーストパイプには通常、マフラー(消音装置)や触媒装置が備わります。エギゾーストパイプやマフラーの素材は以前はスチール製が主でしたが、現在は腐食しにくいステンレス製が主流となっています。
チェックポイント
- エギゾーストパイプ、マフラーの取付けの緩み、損傷
- マフラの機能
エギゾーストパイプ、マフラーに不具合があると・・・
エギゾーストパイプやマフラーが正常に機能しない場合、排気音が大きくなる、振動や異音が発生する、排気がスムーズに行われずエンジン出力や燃費が低下するなどのトラブルが生じます。取り付けに問題がある場合は、走行中にマフラー等が脱落する可能性があります。また、エギゾーストパイプやマフラーに損傷や腐食が生じていると、最悪の場合、排気ガスが車室内に侵入して一酸化炭素中毒などの原因になります。