燃料蒸発ガス排出抑止装置とは
燃料タンク内などで蒸発したガソリン蒸気の大気中への放出を抑える装置です。燃料蒸気は人体に有害なため、このような装置の装着が義務付けられています。蒸発した燃料を吸着させる活性炭を充填したチャコールキャニスター、各種配管、チェックバルブ(逆止弁)などで構成されています。
チェックポイント
- 燃料蒸発ガス排出抑止装置の配管等の損傷
- 燃料蒸発ガス排出抑止装置のチェック・バルブの機能
- チャコール・キャニスタの詰まり、損傷
燃料蒸発ガス排出抑止装置が正常に動作しなかったら・・・
チャコールキャニスターが詰まりなどで正常に作動しないと、車内や車外周辺でガソリン臭がすることがあります。また、チェックバルブの動作不良や配管の亀裂の問題が発生すると、有害な燃料蒸発ガスが大気中に放出されてしまいます。