ホイールアライメントとは
ホイールアライメントとは、4つのホイールが車体に対してどのような位置、角度、方向で取り付けられているかを示すものです。キャスタ角、キャンバ角、キングピン傾角、トーイン/トーアウトの4つの要素から成ります。ホイールアライメントは自動車の走行安定性や操縦性に大きく影響します。走行を繰り返すことで起きるパーツの消耗や経年劣化、あるいは事故や強い衝撃などによってホイールアライメントは変化してしまいます。定期的な点検・調整を行うことで、より安定した走行性能を確保することができます。
チェックポイント
- ホイールアライメントの状態(4輪の向き)
ホイールアライメントが適切ではなかったら・・・
ホイールアライメントが適切ではないと、走行安定性や操縦性の低下などの原因になります。具体的には、ハンドルをまっすぐ握っているのに車両がまっすぐ走らない(直進安定性の低下)、ドライバーが狙ったとおりのコーナリングができないといった事象が起きる他、タイヤの偏摩擦なども生じます。