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ロッキー/Rocky|ダイハツ・モデルヒストリー詳細

2019年11月?発売中

ロッキー 2019年発売モデル ロッキー 2019年発売モデル

ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」の導入第二弾として、2019年11月にデビューした新型コンパクトSUV、ロッキー。1990年代に販売されていたダイハツ小型オフローダーの名称を継承する形で登場しました。DNGAによるパッケージング技術を活かし、コンパクトな5ナンバーサイズでありながら広い室内空間と大容量ラゲージを確保。アウトドアレジャー等でしっかり使えるSUVとしての機能に加え、17インチという大径ホイールを採用しながら最小回転半径5.0m(16インチの場合は4.9m)を実現するなど、取り回しが容易なボディサイズとしています。さらに、高いヒップポイントと上下視界を大きく確保することで、運転席からの見晴らしも良く、より安心して運転できるよう配慮されています。インテリアは、シルバー加飾を施した背の高いフロントコンソールや、高い位置にあるスポーティなシフトレバーとコックピットタイプのインパネデザインを採用。SUVらしいワクワクする空間を表現している他、G、Xグレードには赤色の内装加飾を施し、アクティブ感を表現しています。最上級のPremiumグレードには革巻きのステアリングやシフトノブを採用しています。また、メーカーオプションの「スマホ連携ディスプレイオーディオ」もしくはディーラーオプションの「ダイハツコネクト」対応ナビを装着することで、スマートフォンを活用したコネクト機能「ダイハツコネクト」の利用が可能となっています。 安全性能も2019年時点での最新機能が搭載され、予防安全機能「スマートアシスト」全10機能に加え、運転をサポートする「スマートアシストプラス」全7機能を搭載。さらに新たな機能として、隣接する車線の死角領域を走る車両を検知・警告する「BSM(ブラインドスポットモニター)」、後方を横切る車両を検知・警告する「RCTA(リヤクロストラフィックアラート)」を搭載しています。パワーユニットは1.0リッターターボエンジンを採用。コンパクトながら1.5リッタークラスの出力を発生させ、燃費性能も高めています。またSUVならではの機能として、電子制御式カップリング機構を用いた「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用。通常の路面では後輪駆動力を下げて燃費向上に貢献しつつ、滑りやすい路面では自動的に後輪駆動力を高めることでスリップを抑制し、走行安定性を高めています。2020年6月にはモノトーンのカラーバリエーションが追加設定されています。

そして2021年11月、小さなクルマに適したコンパクトなハイブリッドシステム「e‐SMART HYBRID(イースマートハイブリッド)」を搭載した「X HEV」、「プレミアム G HEV」が登場しました。「e‐SMART HYBRID」は、エンジンで発電し、その電力を使用してモーターで走行するシンプルな機構が特徴です。100%モーター駆動によるレスポンスの良い加速性能と高い静粛性に加え、発電と充放電を最適に制御することで、コンパクトSUVクラストップレベルの低燃費性能を実現。WLTCモード燃費値28.0km/L(2030年度燃費基準100%達成車)と低価格(「X HEV」)を達成しています。 また、ハイブリッドシステムに用いられる新型1.2Lガソリンエンジンは「L」、「X」、「プレミアム G」それぞれのグレードにて単体で搭載されることとなりました。燃費性能とともに、低回転時のエンジントルクを高めることで、力強くスムーズに加速する日常使いに適したエンジンとして最適化されています。 これによりロッキーのパワートレインは、従来の「1Lターボエンジン」に加え、「e‐SMART HYBRID」、「新型1.2Lエンジン」の3種類がラインアップされることに。購入時の選択肢が広がることで、総合的な商品力をさらに高めています。

1990年6月?1997年4月

ロッキー 1990年発売モデル ロッキー 1990年発売モデル

ラダーフレームの採用でボディとシャシー(フレーム)を分離し、本格的な悪路走行時のポテンシャルを秘めたロッキー。そのネーミングはロッキー山脈からアメリカの西海岸をイメージしたところに由来しています。3ドアレジントップが採用され、ルーフを取り外してオープンボディを楽しめるようにもなっていました。全車1.6L 直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、デビュー当初は5速MTのみの設定でしたが、1992年のマイナーチェンジにおいて、5速MTに加え4速ATを、フルタイム4WDを廃止し、パートタイム4WDのみの設定となっています。ちなみにロッキーの兄貴分的な存在として、2.8L ディーゼルエンジンを搭載した「ラガー」がラインアップされていました。