ムーヴカスタム/Move Custom｜ダイハツ・モデルヒストリー詳細

軽の本質である低燃費・低価格をベースに、「次世代ベストスモール」を目指し開発されたムーヴの人気派生グレード「ムーヴカスタム」。新開発の軽量高剛性ボディ骨格構造や足回りの改良などにより、基本性能を大幅に向上させた上で、ムーヴカスタムらしい迫力と上質さを兼ね備えたドレスアップが施されています。スクエアで伸びやかなシルエットやダイナミックなウインドウグラフィック、さらにフロント・サイド・リヤに「X」 を用いたデザインで存在感を演出。またバックドアは、樹脂外板ならではの自由度向上を活かし、ベルトラインスポイラーをイメージさせるデザインを実現しています。インテリアはカスタム専用のシルバーヘアライン調インパネガーニッシュと立体ファブリック＆ファインタッチシートを新たに採用。また自発光式 2 眼メーター中央には、軽で初搭載となるTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを搭載し、先進性を向上させています。さらには、軽量高性能エアコンユニットやスクロールコンプレッサを新開発し、エアコンシステムをムーヴカスタム全車で一新しています。搭載エンジンは、水冷直列3気筒12バルブDOHCエンジンと、水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを用意。ラインアップは「カスタムX」「カスタムX SA」「カスタムRS」「カスタムRS SA」の4グレードを設定したほか、さらなる迫力と上質感ある新デザインを備えた「カスタム Xハイパー」「カスタム XハイパーSA」「カスタム RS ハイパー」「カスタム RSハイパーSA」が用意されています。2021年9月には全車オートライトが標準装備され、「カスタム Xリミテッド SA III」をベースに、パノラマモニター対応カメラを特別装備した「カスタムX VS SA III」が設定されました。また、「ムーヴ フロントシートリフト（昇降シート車）」についても、パノラマモニター対応カメラを標準装備した「フロントシートリフト カスタム XリミテッドII SA III」が追加設定されました。

「広々快適な室内空間」「使い勝手の良さ」「ハイクオリティなデザイン」といったマルチな性能で軽自動車市場をリードしてきたムーヴのドレスアップ・バージョン「ムーヴカスタム」の5代目です。燃費性能や安全性能をさらに追求した上で、力強い存在感を強調する様々な装備が施されています。2代目ムーヴカスタム以来の伝統となった感のある丸型4灯式ヘッドランプをこのモデルにも採用、大開口のエアロバンパーや厚みのあるフードなどを備えています。またインテリアについても、黒を基調にシルバー加飾のアクセントを効かせることで、大人を満たすプレミアム感と精悍さをさらに追及。インストルメントパネルとステアリングホイールにヘアライン処理を施したシルバー加飾を採用し、上質な雰囲気を演出しています。さらにシート表皮にはラメ糸を使用し、先進感や上質さを表現しています。全車キーフリーシステムが標準装備となったほか、全車インパネセンターシフトCVTに統一されました。2010年登場当初のグレード体系は「カスタム X」をベースに、「省エネルート探索」を備えたメモリーナビゲーションシステムを装備した「カスタム X リミテッド」、「eco IDLE（エコアイドル）」を搭載した「カスタム G」、インタークーラー付きターボを搭載した「カスタム RS」の4グレードがラインアップされていました。

ムーヴのDNAである「ビッグキャビン&コンパクトノーズ」をさらに進化させ、流麗で躍動感あふれるシルエットを実現した4代目ムーヴの人気グレード、カスタムシリーズ。「先進・上質を追求したダイナミック・スペーシャス・フォルム」とし、ムーヴカスタムらしさを極めたマッシブで力強く、上質感のあるデザインを追及しています。4灯タイプのプロジェクター式ヘッドランプや大型フロントグリルにより精悍な表情を演出すると共に、フロントからサイド・リヤへと回り込むエアロパーツにより、ワイドで安定感あふれるスタイルを実現。光の剣（ビームサーベル）をイメージした縦長のリヤコンビネーションランプも採用しています。インテリアもさらに上質になり、ブラック基調にシャープなシルバーラインをアクセントとしているほか、ハイグレードタイプには機能性と美しさを併せ持つ自発光式メーターや、MOMO革巻ステアリングホイールなども用意されていました。デビュー当初の2006年時、「カスタムL」「カスタムX」「カスタムXリミテッド」「カスタムR」「カスタムRS」をラインアップしていました。

「生活革新！エキサイティングミニバン」というコンセプトのもとプラットフォームを一新。ダイハツのスモールカーを代表する軽ミニバンとして大ヒットを記録した3代目ムーヴ。人気グレード「カスタム」もさらに魅力を高めて登場しました。迫力のある躍動感に満ちたフォルムを備え、斬新で立体的な4灯式ヘッドランプが注目を浴びました。また、フォグランプとターンランプを組み込んだ大型エアロバンパー、フロントからサイド・リヤへと回り込むエアロパーツなどを装備し、「ムーヴカスタム」の名に相応しいワイドで安定感あふれるスタイルを実現しています。リヤビューでは、立体的なブロック状のインナーレンズをクリアレンズで覆った専用のリヤコンビネーションランプを採用して存在感を高めています。 またインテリアの質感もさらに向上し、メーターリングを施したタコメーター付2眼メーター（R・RS・RSリミテッド）など専用装備を採用。ブラック基調の中に硬質でスポーティな雰囲気を巧みに演出しています。左右一体感のある斬新なデザインのV型ツートーンのワイドベンチシートも採用されていました（AT車のみ）。 カスタムと名のつくグレードとして、2002年当初は「カスタムL」「カスタムR」「カスタムRS」「カスタムRSリミテッド」「カスタムX」の5種類がラインアップ。その後、市場ニーズにきめ細かく応えながら数多くのグレードが次々とラインアップされていきました。

「ミラ」「テリオスキッド」と共にコンポーネントを共有して登場した2代目ムーヴは、乗員の安全性を高めることを主眼にした軽自動車新規格の施行を受け、衝突安全ボディ“TAF（Total Advanced Functionボディ）”などを採用し、安全性を大幅に向上させています。その派生モデルとなるムーヴカスタムのコンセプトは、力強さとスポーティ感を強調するワイド&ローフォルム「マッシブスポーティワゴン」 。フロントマスクには、マルチリフレクタータイプの丸型ヘッドランプとフォグランプの4灯式を採用し、リヤコンビネーションランプを組み込んだ専用ルーフレール、大型エアロバンパー、サイドストーンガードなどでワイド＆ローフォルムを強調したデザインとなっていました。グレード体系はデビュー当初は6種類がラインアップ。フルタイム4WDで5速MTを搭載した「カスタムM4」、前輪駆動＆4ATの「カスタムFF」、四輪駆動＆4ATの「カスタム4WD」の3種類が存在するほか、専用サスペンションで車高を下げたエアロダウンカスタムにも、同様に「カスタムM4」「カスタムFF」「カスタム4WD」の3種類がありました。その後、市場ニーズにきめ細かく応えていく形で派生グレードが数多く登場。ミッションや駆動方式との組み合わせも多彩で、車名に「カスタム」と名のつくモデルは1999年には計10種類、2001年には計22種類がラインアップされていた時期もありました。

ビッグキャビン&ウルトラコンパクトノーズという基本フォルムを備えて颯爽と登場したムーヴ。その特別仕様車である「エアロダウンカスタム」シリーズの人気を受け、1997年5月に新たに「カスタム」シリーズとして正式にグレードに追加されました。グリルレスのフロントマスクだったムーヴを元に、大型角2灯ヘッドランプと大型メッキグリルの採用で存在感を強調。フェンダー・ボンネット・バンパーを専用タイプとし、インパネやシートなどに専用インテリアが施されていました。ノンターボエンジン搭載の「カスタム」に加え、4気筒ターボ搭載の「エアロダウンカスタムXX」が存在します。このグレードは専用サスペンションで車高を下げ、さらに迫力あるフォルムを実現。一部のファンからは「裏ムーヴ」と呼ばれ注目を集めていました。