ミラジーノ/Mira Gino｜ダイハツ・モデルヒストリー詳細

レトロでシックなドレスアップを施した先代ミラジーノの人気を受け、6台目となったミラにも同様の派生モデルが設定されました。「友達感覚の仲良し親子（M＆D=マザー＆ドーター）」、「こだわりの新上質感」をテーマに、どこか懐かしく情感豊かなスタイリングの5ドアモデルです。統一感と仕立ての良さにこだわったインテリアも印象的で、インパネ・シートなどを丸や楕円をモチーフとした造形テーマで統一しています。また、シートは肌触りが良く、毛足の長いベロア調の生地を採用。内装色のロマンティックローズが落ち着きのあるカラートーンで上質感を演出しています。搭載される660ccエンジンは、直列3気筒DVVT可変バルブタイミング機構を持つ58馬力のツインカムユニット。FFとフルタイム4WDが用意され、トランスミッションはフロアシフト4速ATのみとなっています。グレードはベーシックな「L」、MDステレオやスモークガラス、ドアミラーターンランプの快適装備「X」、それにディスチャージヘッドランプや14インチアルミなどがつく豪華装備「Xリミテッド」、グリルデザインや15インチアルミなど内外装が専用デザイン装備「ミニライト」の4グレードで展開されました。

フロント周辺のモチーフとなったのはかつてダイハツで1963年～1969年まで販売されていた「ダイハツ・コンパーノ」です。メッキが施されたグリルやライトリング、オーバーライダー付きバンパーなどの装着やホワイトのフロントウインカーレンズの採用など、細部へのこだわりが光るクラシカルなモデルです。またインテリアも同様のこだわりを強く感じさせる内容となっていて、ウッドステアリングやウッド調パネル、メッキインナードアハンドルなどを採用。搭載されるエンジンは64馬力のツインカムターボと、58馬力のツインカムの2種類。ターボモデルのFF車にはオプションでLSDも選択可能。3ドアと5ドア、2つのボディタイプが用意されていました。