アトレーワゴン/Atrai Wagon|ダイハツ・モデルヒストリー詳細
2005年5月?2021年11月
大人4人がゆったり座るゆとりを確保しつつ、荷物もたくさん積める軽ワンボックス、アトレーワゴン。「家族みんなで楽しく使えるプレジャーサポーター」をコンセプトとして開発されました。軽キャブワゴン最大の魅力である空間効率を徹底的に追求すると共に・快適性・質感を大幅に向上。ヘッドレストをつけたまま手軽に格納できるリヤシートが採用されたほか、左右分割しての格納や180mmのスライド、リクライニングにより、人数や荷物の大きさ・量、目的に応じた多彩なシートアレンジを実現しています。また、ちょっとした濡れや汚れなら簡単にふき取ることが可能な防水/防汚ラゲージ&リヤシートバックカーペットを採用。前席下にエンジンを搭載し、後輪駆動とする基本スタイルに変更はなく、グレードは「カスタムターボR」と上級「カスタムターボRS」に加え、2007年のマイナーチェンジでは最上級グレード「カスタムターボRSリミテッド」も加わりました。また、福祉車両「リヤシートリフト」「スローパー」も高い人気を誇っています。2017年11月のマイナーチェンジでは、ステレオカメラを用いた衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を採用し、軽商用車としては初となる歩行者対応の衝突回避支援ブレーキやオートハイビームなどを搭載して高い安全性能を実現。また、内外装のデザインを刷新し、LED ヘッドランプ、メッキフロントグリル、ブラック基調のインパネ・シートを新採用しています。また2019年11月には、スマートアシストIII付グレードに対してLEDヘッドランプを標準装備する一部改良が行われました。2020年8月、オートライトを全車標準装備するなど、安全性の向上が図られています。2021年11月の生産終了まで、実に16年にも渡るロングセラーモデルでしたが、同年12月の新型アトレー登場に伴い、バトンタッチしています。
1999年6月?2005年5月
軽自動車の商用バン「アトレー」をベースに、5ナンバー登録の軽乗用車として登場したアトレーワゴン。セミキャブスタイルを採用し、ジウジアーロデザインの本格レジャービークルとして登場しました。4つの車輪をボディの四隅に配置して室内空間を大きく確保するスタイルは不変です。パワーユニットは64馬力の直列3気筒ツインカムターボと、48馬力の直列3気筒ツインカムの2種類を用意。それぞれに後輪駆動の2WDとフルタイム4WDが用意され、組み合わされるミッションは5MTとATで、ターボは4AT、その他は3ATとなっています。フロントシートはベンチタイプとセパレートタイプの2種類。リヤシートはセパレートタイプで、300mmのロングスライドと18段階のリクライニングが可能となるほか、前側に折りたたむと座面が足元に入り込み、フラットラゲージを実現しています。