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アトレー/Atrai|ダイハツ・モデルヒストリー詳細

2021年12月?販売中

アトレー 2021年発売モデル アトレー 2021年発売モデル

1960年の登場以来、時代の変化に合わせ進化し続けてきたロングセラー商用車「ハイゼット」シリーズ。2021年12月、軽商用車「ハイゼット カーゴ」のプラットフォームが一新され、それに伴い、従来は軽乗用車だった「アトレーワゴン」の後継として、4ナンバー(商用車)化された新型アトレーが登場しました。今回のアトレーは、レジャーやワーケーション等、近年増加する軽キャブワゴンの新しい使われ方に着目し、家や職場に次ぐ自分だけの「第三の居場所」を目指して、あらゆる面で進化を遂げています。
車体はスクエア化され、広くフラットで使い勝手の良い荷室空間を確保。サーフボードや汚れたアウトドア用品を積んでも掃除がしやすいイージーケアマットや、荷物の取り付けや固定に便利な荷室ナット(ユースフルナット)&マルチフック、車中泊等の際に換気ができ、快適な車内空間を実現するポップアップ機構付リヤガラスなど、時代に呼応した快適装備を搭載しています。また、後席での快適性を向上させるボトルホルダーやデッキサイドポケット(RS、Xに標準装備)等の収納スペースや、スリット付のデッキサイドトリムも装備(RS、Xに標準装備)。ワーケーションニーズにもしっかり対応しています。
搭載されるパワートレインは、水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボエンジンに加え、新開発となるコンパクトなFR用CVTを新規採用。4WDは電子制御式となっており、2WD(後輪駆動)、4WDオート、4WDロック、の3つのモードから選べるようになりました。
また主な快適装備として、キーフリーシステム〈イモビライザー機能付・リクエストスイッチ付〉&プッシュボタンスタートを軽キャブオーバーバンクラス初採用※1した他、両側パワースライドドア(RS、アトレーデッキバンに標準装備)や両側スライドドアイージークローザーを装備、両手がふさがっていても自動でオープンしスムーズに乗り込める、ウェルカムオープン機能(RS、アトレーデッキバンに標準装備)をクラス初採用※1するなど、商用車でありながら乗用車としての使い勝手の良さを追求したモデルといえます。
また安全装備においても、予防安全機能「スマートアシスト(一部メーカーオプション)」を標準装備。運転負荷軽減機能である全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKC(レーンキープコントロール)を採用し、レジャー等での長時間の高速走行も見据えた内容になっています。さらに、ADB(アダプティブドライビングビーム)、サイドビューランプ、標識認識機能、スマートインナーミラー等、満足な安心機能が備わっています。
エクステリアでは、全グレードにLEDヘッドランプを標準装備。メッキフロントグリルの加飾パーツ等「アトレー」専用のエクステリアパーツを豊富に採用しています。インテリアにはメッキとシルバー加飾を施し、居心地の良い空間を実現。視認性の高い2眼メーター&TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが採用されました。
ラインアップされるボディカラーは全6色。そのうち「トニコオレンジメタリック」「シャイニングホワイトパール」「オフビートカーキメタリック」の3色が新たに設定されています。
また今回のアトレーには、後席を荷台に変更した「デッキバン」も新たにラインアップされました。オープンデッキならではのタフに使える仕様となっています。
※1:軽キャブオーバーバン(1BOX型軽商用車)として、初採用。2021年12月現在。ダイハツ工業(株)調べ。他社にも同時に初採用の車があります。

1999年1月?2001年9月

アトレー 1999年発売モデル アトレー 1999年発売モデル

1998年10月より施行された軽自動車新規格に対応し、1999年に登場した4代目アトレー。新国内衝突安全基準を余裕をもってクリアする衝突安全ボディや国産車初の衝突時引き込みステアリングを導入し、安全性が大幅に向上しています。また高性能エンジンシリーズ“TOPAZ”の採用や、クラストップレベルのロングホイールベース等により、優れた走行性能を実現。同時に幅広いニーズに合わせた使いやすさと高い信頼性・耐久性を確保しました。搭載エンジンは48馬力の直列3気筒ツインカムを搭載するCLのみのモノグレード構成。リヤシートは分割格納式タイプで、前側に折りたたむと座面が足元に入り込み、フラットなラゲージを利用することができるほか、フルフラットも可能としました。また安全装備も充実が図られ、運転席エアバッグ、フォースリミッター付きシートベルト、衝突時に自動でドアロックが解除され、ハザードランプが点灯する衝撃感知安全システムを全車に標準で装備しました。

1994年1月?1999年1月

アトレー 1994年発売モデル アトレー 1994年発売モデル

1994年1月にフルモデルチェンジされた3代目アトレー。レジャーユースを考慮し、よりスタイリッシュなエクステリアデザインとなりました。搭載されるエンジンは660cc3気筒12バルブ(44馬力)とターボ(64馬力)の2種類。全高1,855mmのハイルーフ仕様をベースとして、開放感のあるガラスエリアを持つツインコスミックルーフ仕様も登場。後席片側スライドドア(4ドア)と両側スライドドア(5ドア)のグレードが設定されました。また、リヤサスペンションがハイゼットのリーフリジッドから3リンク式+コイルスプリングに改められ、乗り心地を大幅に向上させました。


1986年?1994年1月

アトレー 1989年発売モデル アトレー 1986年発売モデル

2代目となるアトレー。搭載されるエンジンは当時のミラにも採用されていたEB型をアトレー用に変更しました。その後、1990年に施行された軽自動車新規格である660ccにも新たに対応し、よりパワフルなエンジンへと一新。先代同様フロントシート下にエンジンを配置するキャブオーバーレイアウトを継承しています。またこのモデル以降、徐々にスタイル重視のエクステリアデザインが注目されていくようになります。大型のガラスサンルーフを装備するモデルなど、機能重視の商用車ベースから乗用車としての快適性の追求が始まったモデルでもあると言えます。