中古車の試乗の可否は各ディーラーや販売店によって異なります。
大型店の場合は試乗コースが用意されているなど、試乗できる体制が整っていることもありますが、試乗を希望するクルマの車検が切れている、もしくは保険に入っていない場合は試乗できません。
また成約後に整備を行う場合が多いため、展示しているクルマの試乗を断られることがあります。
中古車の試乗ができるかどうかは予め、カーディーラーや販売店に確認しておきましょう。
【中古車の試乗について】
新車は試乗を通じてカタログで見たイメージとの差や、乗り心地を確かめることが一般的ですが、中古車の場合はエンジンやミッションの調子など、クルマの状態について良し悪しを確認する必要があります。
実際に中古車に試乗する場合は以下の項目をチェックしましょう。
1、乗り心地
走行中の振動や音などの快適性は実際に乗ってみなければ分かりません。
通勤や休日のレジャーなどクルマを使う用途にクルマが合っているかどうかも確認が必要です。
2、ハンドリングの具合
直進しているつもりでもクルマが左右のどちらかに寄ってしまう場合は、クルマの骨格が歪んでいるなどクルマの故障や修理後の状態変化が疑われます。
道路の傾きによってもクルマの軌道は変化しますが、想定外に大きく軌道が変化すると感じた場合は故障の可能性がありますのでお店のスタッフに相談しましょう。
3、ブレーキの効き
試乗中にブレーキを踏む場合、クルマの挙動と音に注意しましょう。
ブレーキを踏んだ時にクルマの進行方向が左右に寄ってしまう場合や、金属音がする場合はブレーキに異常があるかブレーキパッドが摩耗している可能性があります。
4、エンジンの状態
エンジンの音が不規則(アイドリングが安定しない)といった状態の場合は、吸気バルブやエアークリーナー、プラグといった部品が汚れている可能性があります。
場合によってはエンジンのオーバーホールや交換が必要になるため、試乗の段階でチェックしておきましょう。
ダイハツのお店でも試乗できるかどうか、予めお問い合わせください。
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